昨年11月から徐々に始まったクリスマスイベント。とても幻想的なイルミネーションが冬の街を彩り、多くの方が足を運んで、光の空間を楽しんでいる姿が多くみられました。東京メトロ沿線にも幾つかイルミネーションスポットはあるのですが、代表的な東京駅(丸ノ内エリア)、六本木駅を取り上げて、12月にどんな人たちが来ていたかを行動DNAアナライザーを使って、調べてみました。東京駅、六本木駅の基礎情報東京駅は、利便性が高く東京の表玄関とも言える街で年齢問わず多くの方が行き交っていて、六本木駅は、近くに大型商業施設やホテル、レストランそして文化施設もあって、洗練された大人の街というイメージがあるのではないでしょうか。では実際に2023年12月の東京駅、六本木駅利用者の性・年代別のデータをみていきましょう。性別全体で見ると東京駅は男性比率が高く、六本木駅は、ほぼ均等となっています。年代別では、東京駅は40代以上の利用比率が高く、六本木駅は30-40代の利用比率が高い傾向がわかりました。それでは次に、クリスマスイブがあった12月18-24日週に焦点を当てて見てみます。クリスマスのハイシーズンでは両駅の属性変化が見えた<平日(2023年12月18日週=12月18日~12月22日)><土日祝(2023年12月週=12月23日、24日)>東京も六本木も、12月全体・クリスマス週の平日と比較して、クリスマス週の土日は10代・20代を中心に年齢の若い層が増えています。中でも、東京駅のクリスマス週の土日の10代と60代の比率が大きく変化している事がわかりました。このように行動DNAアナライザーでは、週毎、更には平日と土日祝に分けて、対象駅のデータを抽出することが可能です。街によっては性別、年齢の偏りなどがあります。今回この2駅は、クリスマスシーズンならではの特別なこともあってか、10代と60代の比率に大きな変化がありました。データを見ると、街を行き交う人々の実際の行動が、自分が想像していたイメージとは意外にも異なっていることに、驚かされることがあります。冒頭に記載しました東京駅、六本木駅のイメージは各個人で感じとり、「そうであろう」といった一般的なイメージではありますが行動DNAアナライザーは、事実を基にしたデータになっている為「より実態に近い」結果が得られます。せっかくなので今回は10-20代の東京駅、六本木駅利用者はどんな行動傾向があったかを一部検証していきます。属性比率が上がった10-20代。彼らの行動傾向は?年末は、食事や買い物などの消費行動が多くなるシーズンですよね。東京駅周辺には地下街や百貨店など複合施設が幾つか点在しております。六本木駅周辺は商業施設やハイブランドショップが軒を連ねています。では実際に、10-20代はこのような施設に来訪しているのか!?を深堀してみました。(調査条件)・年月:2023年12月・対象利用駅:東京駅、六本木駅・属性:10代、20代の男女上記の結果から12月の10代・20代東京駅利用者は「モノ消費への傾向が高い」、12月の10代・20代六本木駅利用者は「コト消費への傾向が高い」という事が見えてきました。このデータは東京駅・六本木駅周辺での行動に限定したものではなく、普段の行動の積み上げデータになります。このように行動DNAアナライザーでは駅利用者の嗜好性も分析していく事が可能です。イベントを集客するには、どうすればいい?実際にこういったデータを分析したことで、どう集客に活かすか!?ということですが、キーワードとしては”エリアプロモーション”ではないでしょうか?代表的なものとしては、・交通広告・屋外広告・タウン誌・インターネット広告が考えられます。当社の持つ行動DNAデータは、これらのメディアを含めて東京メトロ各路線や各駅での広告展開の際にも有効活用することができます。メトロアドエージェンシーは、東京を基点とした販売促進を目指すお客様にとって最適且つ根拠のあるソリューションをご提供しています。まとめ_データを基に集客プランの検討を今回は、一大イベントであるクリスマスをテーマに丸ノ内エリアの1つであります「東京駅」と「六本木駅」の12月全体ならびに12月18日週を取り上げました。このようなイベント事がある時のさまざまなプランニングに行動DNAのデータを活用し、プロモーション予算やプランを決裁者に検討してもらえるよう、当社が後押しを致します。ほんの少しでもご興味をお持ちになられましたら、お気軽にこちらのお問い合わせフォームからご連絡をいただけると嬉しいです。