メトロアドエージェンシーが2021年に開発・ローンチした「行動DNAアナライザー」。開発・ローンチした2021年というと、新型コロナウイルスがまだまだ猛威を振るい、新語・流行語大賞のトップ10に「人流」という言葉が選ばれるなど、まさに人のリアルな動きに注目が集まる時期でもありました。開発の背景には、「東京」というダイナミズム溢れる都市を行き交い、生活する人々のリアルな行動を可視化・分析することで、東京をビジネスフィールドとする顧客のエリアマーケティングを後押しすることができるのではないか。アフターコロナの世界において、人のリアルな行動はより重要になるのではないか。という思いがあります。今回の記事では、行動DNAアナライザーが提供するサービス内容を紐解くとともに、具体的な活用メリットまでを解説していきます。少しでも行動DNAアナライザーの特長を掴んでいただけると嬉しく思います!行動DNAアナライザーってなに?行動DNAアナライザーとは、人々のリアル行動データに基づき推定された東京メトロの各駅・路線別の利用者のデモグラフィックデータ(性年代、居住エリア・勤務エリアなど)、及び興味関心の傾向を偏差値で表現したサイコグラフィックデータである「行動DNA」をダッシュボード上で解析可能なサービスです。ダッシュボード上の各種データを活用することで、次の3つのような特長を生み出します。特長①「顧客の実態を浮き彫りに!性年代といった「デモグラデータ」と実際の施設来訪による膨大な「リアル行動データ」を掛け合わせた解析により、指定エリアの人々の行動様式や趣味嗜好を明らかすることができます。また、時系列、居住/勤務地のデータも掛け合わせることで、深掘りすることも可能です。行動DNAアナライザーが持つ膨大なデータ群から導かれた“東京を行き交う人々、生活者の行動様式”から顧客の実態を浮き彫りにすることや新たなターゲットの発掘等、マーケティング活動全般に活用できるメリットがあります。特長②「マーケティング効果が見込めるエリアを発見!」行動DNAアナライザーでは、独自の推計ロジックから居住・勤務地を判定し、ユーザーの行動範囲や経路といったデータを有しています。マーケティング施策を通して、アプローチをしたい顧客がどこにいて、どこからやってきているのか。そうしたオフラインデータを起点にマーケティング予算を投資すべきエリアを見つけ出すことが可能です。ひとえに東京といっても多様なエリアの集積であると考えています。エリア毎の顧客の行動特性や趣味嗜好を実際の行動という「ファクトデータ」から知ることで、最適なコミュニケーション施策を立案することができるのです。特長③「分析データを基に具体的なプロモーション施策へ!」行動DNAアナライザーを活用した分析データは、具体的なプロモーション施策へと展開することができます。オフライン/オンラインの双方の広告展開、広告接触者の来店計測、ブランドリフト調査などその展開範囲は多岐に渡ります。広告会社である当社では、データ分析によるレポーティングのみならず、その分析データに基づいたプロモーション施策のプランニングから施策の実行までをトータルプロデュースいたします。さいごに、行動DNAアナライザーが保有する膨大なオフラインデータは、これまで挙げた以外にも様々な使い道があると考えており、機能の拡張や様々なデータとの連携も構想しています。本記事で少しでもリアル行動データに興味を持ちましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください!